映画『キャロル』

 

ケイト・ブランシェットは好きなのでチェックしてます…ということで、あまり私向きではない話だとは思ったのですが鑑賞。

ドラマというかラブストーリー寄りかな…

 

え〜少々ネタバレ感想になりますが…

 

予告編は見ていたので女性同士ラブストーリーであることは承知の上だったんですが…もっとこうふんわりした感じかと思いきや結構ガッツリだった(え〜ぶっちゃけ一線超えるとは思ってなかった^^;)(同性愛でも異性愛でもフィジカルな欲求は切り離せないもんなんですかねぇ…)

メインお二人の女優魂に感服しました(爆)。

 

映画としてはなかなか完成度が高くて、画が美しく、50年代の雰囲気がばっちり出ている感じです。

そこにケイト・ブランシェットをはめ込むと品のある美しさが際立って、そりゃもうルーニー・マーラ演じるテレーズが一目惚れしてもしょうがないよ、というオーラが溢れております(笑)。

コレ、現代が舞台だったらもっと下世話な感じになってしまったんでしょうが、舞台設定と女優さんのおかげでもの凄く上品な映画になってます。

 

えっこれで終わり!?…という終わり方で少々びっくりしたんですが、余韻のある終わり方であとからじわじわ効いてきます(笑)。

とりあえず美しいものを見たなーという気分になる映画です(笑)。

 

まぁワタクシ向きの路線の映画ではないので少々眠気と戦いましたがね…(爆)


映画『セッション』

 

ドラマーと鬼教師の鬼気迫るレッスンを描いた話題作。

藍川的に知らない出演者ばかりでとっつきにくかったんですが、100円レンタルだったことと音楽ネタということで借りて観ました〜。

 

なんというか、最後の演奏で全部チャラにしちゃうけど、あんまり気分のいい映画じゃないんですよね…(^^;)

私自身学生時代吹奏楽部で打楽器やってたんですが…この教師はイヤだ(苦笑)。これじゃ鬱になるわ…。

しかしこのくらいのレベルについていかなければ一流になれないんだろうなぁという気はしますし、ある意味一流の人間というのはどっか振り切れてイカれてるんだろうなぁとも思います。

この主人公も全く感情移入できないんですよねー。ハタから見たら迷惑すぎる…事故って血まみれなのに演奏するとか(当然ちゃんと演奏できない)、彼女バッサリ切り捨てるとか(一矢報いてくれてスカッとしましたが・笑)、果てはステージで勝手に周り巻き込んで演奏とか、巻き込まれる方はたまったもんじゃないし、観客もポカーンじゃないのかこれは、最終的にいい演奏で拍手喝采だとしても。

和を尊ぶ日本人精神からするとアウトなんだが、海外で成功するのはこういうタイプなのかなぁ〜とは思いますねえ…どいつも自己中すぎて関わりたくないタイプですが…(^^;)

 

まぁそんなわけで、映画としてはよくできてますが(眠くならなかったしね!判断基準そこかよ!)、お話的には楽しい作品でもないです。

狂気の師弟対決が見たい方はどうぞー☆(どんなオススメだ^^;)


映画『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』

 

イアン・マッケランが93歳のシャーロック・ホームズを演じる…ということで気になってた作品。

とりあえず、サスペンスコーナーに配列される作品だとは思うんですが、なんというか、あまりサスペンスっぽさはないですね…ボケ始めちゃったホームズが思い出そうとしている「最後の事件」とやらが大したことがないというか、正直話がよくわかんなかった…(^^;)

どちらかというと、老いと戦うホームズと家政婦母子との交流の方がメインかなぁという感じ。

特にアクションもなく、淡々とした作品です。

 

田舎で養蜂しながらの隠遁生活…ってことで、田舎風景はのどかで美しいです。

…が、日本が舞台のシーンも出てくるんですが、これは首をかしげるしかない出来ですね(^^;)

日本というより中華っぽい感じがしますし、この頃の日本の看板が英語併記されてるとは思えませんが…一体どこの国だこれはって感じしかしません…。

 

まぁイアン・マッケランが素敵だったので、それで許すことにしておきます…(苦笑)

私的にはイアン・マッケランの老ホームズはアリですねぇ〜イメージ合ってますv


映画『ブルージャスミン』


ケイト・ブランシェットが賞レース総ナメにしまくったウディ・アレン監督作…ということで、まぁどちらも好きですからチェックせねばっ…と鑑賞しましたー。

…が、いやはや、ストーリー自体はなんというか、シニカルすぎて救いがないというか、結局のところみんなどん底のままというかう〜ん…(^^;)
せめて主人公の妹ちゃんだけでも別な幸せを掴んでくれてれば…と思いますが、それはそれでジャスミンがさらに悲惨か(^^;)
そんなわけで、あまりカタルシスの感じられないお話でございました…うぅむ、ウディ・アレン作品は最後はみんなハッピー的なコメディ物のほうが好きだなぁ…。

ケイト・ブランシェットは確かに素晴らしかったですー。この人は何やっても外さないので安心して見ていられる…(笑)

映画『グランド・プダペスト・ホテル』


ミステリタッチのコメディのような感じですが、コメディにしては若干重いのでまぁ普通にドラマかな…という感じのジャンルな一作。

絵ヅラに定評のあるウェス・アンダーソン監督作品らしく、本作も異国感漂うというかおとぎ話のような可愛らしい画面です。
ところどころグロくてドキッとしますが(^^;)
…実はアンダーソン監督作はロイヤル・テネンバウムズくらいしか見てないんですが(ダージリン急行も気になってたんだけどそういやまだ見てない)、これが全然私的にはダメだったのであまり期待してなかったんですが、本作はなかなか面白かったです。まぁ終盤ちょっと意識飛びましたが(爆)。

ストーリーは老作家の若い頃の回想からそこで出会った富豪の昔話へと流れていく、というちょっと面白い展開。主役は誰だ状態ですが、まぁ一番メイン張ってるのは富豪の昔話に登場する伝説のコンシェルジュ、ムッシュ・グスタヴ(レイフ・ファインズ)なのかな。

レイフ・ファインズがですね、真面目にやってんのになんか可笑しいという、英国人俳優ならではな感じがしていて非常にイイです(笑)。お茶目な二枚目っていいですよね…!(笑)
まぁそんなグスタヴさんと、弟子のベルボーイ・ゼロくんのドタバタ珍道中というか、まぁそんな話なんですが、最後はなんとなく物悲しく終わるのが私的にはわりと嫌いじゃないですねぇ…。

それにしても豪華キャストでしてね〜。
例えるなら三谷幸喜的な?無駄遣いだろと言いたくなるような(笑)。そういやテネンバウムズも豪華キャストだったな…そういう監督なのかね。

作家の若い頃がジュード・ロウ(結構好き)だし、いけ好かん役をエイドリアン・ブロディがやってるし、その部下(?)のウィレム・デフィーの怪演もナイス(まぁでもこの方はこれが通常運転かな・笑)。
それ程藍川好みではないんですが出てると何となく気になる不思議な女優、レア・セドゥも出てるし、シアーシャ・ローナンが久々に見たらずいぶん成長してた…!(なんだかんだでラブリーボーン以来見てない)
そしてディルダ・スウィントンが老女とか、どんな特殊メーク…(笑)言われても誰だかわかんないですよアレ。
その他にも有名どころがぞろぞろと…

…と、まぁ見所は色々あるわりに短めの作品なのでさらっと見れる感じですね。
絵ヅラ的に少々好みが分かれる気もしますが。