
『Dr.パルナサスの鏡』
ヒース・レジャーの遺作で、4人1役が話題となった本作。
とりあえず、撮影中に急死した彼の代役3人(ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル…という豪華メンバー)が見事に作品を成していて、よくまぁポシャらずこんな風に作り上げたなぁと感心しきり。
冒頭の脇役が鏡の中で別人になるシーンは、こんな事態になったから後付けなんだろうなぁ…とかちょっと思っちゃいました。
テリー・ギリアム監督の作品はそうたくさん見てないんですが、奇妙奇天烈なもんを作る人というイメージで(笑)、この作品もそんなイメージ通りの作品でした。
ストーリーはまぁどうでもよくて、映像、イマジネーションの世界を見る映画ですね。
そんなわけでまぁ、あぁなんかヘンなもん見たなぁ…くらいの感想しか抱けないという(爆)。
話はよくわかんないですね、ええ。
まぁ深く考えちゃいけない感じですな…映像映像。
スーパーモデルのリリー・コールが出演するとは知ってたんですが、せいぜいチョイ役かと思いきやほぼ出ずっぱりでびっくりしました。
演技が上手いのかどうかは基本的に私にはよくわかりませんが(何しろ言葉の壁が^^;)とりあえずスタイルがよろしいのでファンタジー世界がよく似合ってます(笑)。ドール顔路線のちょっと個性的な顔ですが…それが余計に現実離れしてて作品には合ってる気がしますね。